辣子鶏(ラーズーチー)を作る

ラーズーチー 料理
自家製ラーズーチー


ラーズーチーとは、大量の唐辛子の中に2,3cmの揚げた鶏肉が入っている料理です。
食べるときは、唐辛子をよけて鶏肉を取り出し食べます。
見た目は唐辛子の山で見るからに辛そうですが、実際に食べるのは鶏肉のみなので意外と大丈夫です。

以前、これがやみつきになり中国に出張中毎日異なるお店で食べていました。

「天津で食べたラーズーチー」
唐辛子をよけながら鶏肉のみを食べます。
鶏肉は骨ごと中華包丁でパンパンかち割りながら切った肉なので
骨の破片も入っていますが大きい骨だけ取り出して、
細かい骨の破片は気にせず食べてしまいます。
「無錫で食べたラーズーチー」
日本食料理店で食べたのですが、
ここの鶏肉は日本人向けに調理されており
骨なしの部分を使用されていました。

早速作ってみましょう!

●材料

  1. にんにく(包丁で潰す)・・・・・3片
  2. 長ネギ(1cm位にななめ切り)ニラでもいいかな?・・・・・1本
  3. 唐辛子(本来はもっと沢山の唐辛子を使用しますが10gでも十分でした)・・・・・10g
  4. 鶏もも肉・・・・・200g
  5. 生姜チューブ・・・・・小さじ1
  6. 醤油・・・・・小さじ2
  7. 片栗粉・・・・・適量
  8. 油・・・・・大さじ6
  9. 花椒(ホール)初めての方は半分位に減らしても良いと思います・・・・・5g
  10. ガラスープの素・・・・・小さじ1
  11. 塩・・・・・少々
  12. 紹興酒・・・・・大さじ1
鶏肉を2~3cm位に切ります。
醤油と生姜を入れて下味を付けて冷蔵庫で20分程度寝かします
唐辛子を半分に切って中の種を出します。
タネはお好みで辛さ調整に使います。
今回は、嫁と娘に振る舞うので使いません。
漬け込んだ鶏肉に片栗粉をまぶします。
手が油だらけになるのでビニール手袋をしています。
油大さじ6杯をフライパンに入れて中火で加熱して
あまり熱くならないうちに鶏肉を入れて
弱火又は中火で中までしっかり熱を通します。

私が参考にしたレシピでは高温の油に投入すると弾けるとありましたので
油が熱くならないうちに入れましたが、鍋に焦げ付いてしまいました。
熱くならない程度が少し難しいです。
中にしっかり火が通りきつね色になったら一旦鍋から取り出して塩を振ります。
鍋から油を取り出します。
私の場合、鍋にコゲが付いてしまったので
ここで一旦鍋を洗ってリセットしました。
鍋に先ほどの油を大さじ3ほど入れてにんにく・唐辛子・花椒を投入します。
唐辛子と花椒の強烈な香りが立ちこめ
目がシクシク
鼻がツン
とします。
ネギを投入して、しなっとなる程度まで炒めます。
唐辛子は黒くなります。
先ほど炒めた鶏肉を鍋に戻します。
ここに鶏ガラスープの素と紹興酒を回し入れて中火でササッと混ぜ合わせます。
完成です!

食べてみての感想

嫁と娘に振舞いました。

嫁の感想は
一言目
辛っ!何これ?
唐辛子だらけ!
こうやって食べるんだよっと
私が、鶏肉に付いた唐辛子と花椒を綺麗に取り除いて食べさせてあげました。
それでも、眉をしかめたまま・・・・

娘(21歳)の感想は
一つ二つ食べて
感想なし
嫁の場合同様に唐辛子と花椒を綺麗に取り除いてあげましたが、遠慮されました・・・・
娘はカラムーチョが大好きなので、行けるかな?と思いましたが
どうもダメなようでした。

私の感想は
・辛さ
 四川と言えばマーラー(麻辣)花椒の痺れるような辛さが特徴ですが、これが再現出来たと思います。
久しぶりのマーラーだったので強烈に感じましたが食べるにつれ慣れてきました。
・味
 鶏肉の食感がいまいちカリッとしてないなぁ
炒める際の油温度が低かったせいなのか?
二度揚げが必要だったのか?
課題です。
・総合
 花椒の存在感が半端ない感じでピリピリ
でも、病みつきになる味は中国で食べたラーズーチーに近い
初めてにしてはまずまずかなぁ


ちなみに食べ終わったあとの残骸はこれ

完成写真とあまり変わっていませんね?
実はラーズーチーの残骸はこんなもんです。
普通の人は鶏肉しか食べません。
少しもったいないような・・・
中国で食べた時は
シメのラーメンにこれを乗せて食べていました。
なかなかいけますよ!

トライしてみてください!

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