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自作撮影ボックス

ブログを始め、小物の写真を撮影する機会が増えたので撮影ボックスを自作することにしました。
市販品の調査
どうしても、テカってしまったり白ボケしてしまったりといまいち上手に撮影できません。
そこでいろいろと調べてみたところ、世の中には、小型撮影ボックスなるものがあるようで
価格帯は様々
1000円程度の物から10000円程度のものまで
タイプは、
小窓がついているもの
明るいライトが付属しているもの
背景カラーが数色あるもの
大きさは□20cm~□80cm程度
●Amazonで一番レビュー数・星数が多いのは、この商品
サイズは40x40x40cm、ライトは明るさ調整式LED28個x2灯、スクリーンは3色(黒白オレンジ)、折り畳み式
レビュー数、星数が多い「撮影ボックス」

●Amazonで星が多く安価なもの
サイズは22x22x24cm、ライトはLED20個x1灯、スクリーンは2色(白・黒)
撮影ボックス 撮影キット Orthland 撮影ブース カメラ スマホ用写真撮影用 22*23*24小型 簡易スタイジオ LEDライト付き 20PCS USB電源 背景スクリーン2色付 ミニ撮影ボックス マルチアングル撮影 折り畳み式 軽便携帯型 組み立て簡単
●その他の撮影ボックス
Amazonの撮影ボックス
楽天市場
自作品の調査
自作品は皆さん100均のフリーマルチパネルを使用したものが多く見られます。フリーマルチパネル製撮影ボックス
PPプレート(プラスチック段ボール)を使用した撮影ボックス、
キーワード「自作撮影ボックス」で検索しますと様々な作品が確認できます。
構想
まず何を撮影するかで、大きさを決めます。
我が家のサボテンを撮影するにはどの程度の大きさが必要か?我が家で一番大きなサボテンは?
高さ25cmの「金鯱」、その奥のノッポはドラゴンフルーツを実生させた物らしい、これは30cmほどある。

斜め上からの撮影も考慮すると50cmはあった方がよいと思われる。
設計
今回、私が製作する撮影ボックスのコンセプトは、
スクリーンはカーテン生地を利用するとしてフレームの構想図を作成します。
これだけでは何か分かりませんね?
枠は、□20mm木の角材
細いのはΦ2.6mmの針金です。
これに背景と底面は取り合えず障子紙を使い
上からカーテンの幕を被せる計画

こんな感じで各部が折りたためるようになっています。
角材は2つに、針金は1つになります。

あら不思議!
折りたたむとこんなにコンパクト!
意外とコンパクトに成ると思います。
これの設計図を作成します。

本PDFファイルを観覧される方はこちらよりアクロバットリーダーをダウンロードしてください。
折りたたんだ状態と折りたたみ途中と組み立てた状態の図です。
なんとなくイメージ湧きますか?
01、02、03は□20mm木の角材
04、05、06、07はΦ2.6mmの針金です。
角材は1m83㎝1本で213円を2本使用、426円
針金は、23mで537円を3m使用、70円
あと100均のライト2個使用、216円
障子紙は108円合計820円
予算内です。
針金は23m巻しか売ってなかったのでこれを入れると予算を超えてしまいますが・・・


まずは穴あけ
針金がΦ2.6mmなのでΦ2.5の穴を開けます。穴が大きいとすぐに抜けてしまいます。

のこぎりを使用して切断します。

材料を準備します。
左の番号「01」~「07」は図面の部品番号です。

さて、組み立てましょう!
40mmにカットしたΦ2.6mmの針金をΦ2.5mmの穴に打ち込みます。

右側と左側を組み立てます。
これだけだと何だか分かりませんね。

組み立て途中の写真です。
形が見えてきましたね。

角材フレームを組み立てて針金フレームを組み立てたらこんな感じになります。
構想通りですね。

背景・底面の障子紙を上からかけます。

カーテン布を被せ完成です!
早速、プラモデルの撮影会
なんでサボテンじゃないの?
心配しないでください。次のページにて撮影写真をUPします。

おっと次の写真ギャラリーへ行く前にこれをご覧ください。
意外とコンパクトになったでしょ!
構想通りです。
ただ・・・・
コストを下げるため、連結部分を針金にしたせいで全体的にふにゃふにゃしていました・・・・
もし、製作される方はボルトとナットを使用して連結された方がよいですよ。

ライトを当てるとカメラが自動で露出補正してしまい逆行気味になって暗くなるのでISO100固定モードにて撮影しました。
絞り値:f/5
露出時間:1/20秒
ISO:100

「 般若 君」これもウチワサボテンと同じモード

恐竜付きの「金鯱君」
絞り値:f/4.5
露出時間:1/30秒
ISO:100

「ボール」
絞り値:f/5
露出時間:1/30秒
ISO:100

「BENZ SSK」
絞り値:f/5
露出時間:1/13秒
ISO:100

「BENZ SSK」
絞り値:f/5
露出時間:1/40秒
ISO:100

上の小窓から撮影したものです。
「FIAT 500」
絞り値:f/5
露出時間:1/25秒
ISO:100
- ・誰も作っていない形状とする。
- ・収納場所に困らないよう折り畳み式とする
- ・予算は1000円以内とする。
- ・製作に手間は惜しまない。
スクリーンはカーテン生地を利用するとしてフレームの構想図を作成します。

枠は、□20mm木の角材
細いのはΦ2.6mmの針金です。
これに背景と底面は取り合えず障子紙を使い
上からカーテンの幕を被せる計画

角材は2つに、針金は1つになります。

折りたたむとこんなにコンパクト!
意外とコンパクトに成ると思います。
これの設計図を作成します。

本PDFファイルを観覧される方はこちらよりアクロバットリーダーをダウンロードしてください。

なんとなくイメージ湧きますか?
01、02、03は□20mm木の角材
04、05、06、07はΦ2.6mmの針金です。
角材は1m83㎝1本で213円を2本使用、426円
針金は、23mで537円を3m使用、70円
あと100均のライト2個使用、216円
障子紙は108円合計820円
予算内です。
針金は23m巻しか売ってなかったのでこれを入れると予算を超えてしまいますが・・・

制作
いよいよ製作に取り掛かります。
図面を見ながら材料を加工します。

針金がΦ2.6mmなのでΦ2.5の穴を開けます。穴が大きいとすぐに抜けてしまいます。


左の番号「01」~「07」は図面の部品番号です。

40mmにカットしたΦ2.6mmの針金をΦ2.5mmの穴に打ち込みます。

これだけだと何だか分かりませんね。

形が見えてきましたね。

構想通りですね。


早速、プラモデルの撮影会
なんでサボテンじゃないの?
心配しないでください。次のページにて撮影写真をUPします。

意外とコンパクトになったでしょ!
構想通りです。
ただ・・・・
コストを下げるため、連結部分を針金にしたせいで全体的にふにゃふにゃしていました・・・・
もし、製作される方はボルトとナットを使用して連結された方がよいですよ。
撮影ボックスで撮影した写真ギャラリー
ライトを直接ボックス内で照らしてみたり、幕の外から照らし(ディフューザーの代わりに)てみたり、前から照らしてみたりといろいろ変えてみると、写り方に変化が出ます。
背景と底面が障子紙なのでどことなく和風な感じがしますね。
背景紙もこれからいろいろ替えてみて変化を楽しんでみたいと思います。

絞り値:f/5
露出時間:1/20秒
ISO:100


絞り値:f/4.5
露出時間:1/30秒
ISO:100

絞り値:f/5
露出時間:1/30秒
ISO:100

絞り値:f/5
露出時間:1/13秒
ISO:100

絞り値:f/5
露出時間:1/40秒
ISO:100

「FIAT 500」
絞り値:f/5
露出時間:1/25秒
ISO:100
これからこの撮影ボックスを使用した写真をブログに使用していきますね。
興味のある方は、作ってみてくださいね^_^!