ペルチェ素子の活用冷蔵庫の製作

ペルチェ配線 DIY

ペルチェ冷蔵庫の製作

勢いで購入したペルチェキットですが、Peltism製 17L冷蔵庫用のキットとしかヒントがありません。
取り合えずケースを製作して内部を断熱し能力を確認してみようと思います。

●仕様
・内容量14L(使用したペルチェキットはPeltism製17L冷蔵庫用なのでこれ以下の容量とする)
・電源ユニット、ペルチェユニットは背面に配置
・外板は木製
・内部の断熱材は、発泡スチロール

●構想図

350mlの缶ビールが13本or2Lのペットボトルが2本入ります

●寸法図

●外板の加工図

●電源ケース寸法図

●製作

外板はあらかじめ購入先のホームセンターでカットしてもらっています。
幅200mm厚み13mm桐の板を図面の寸法でカットしました、上板と底板は2分割です。
・使用部品とその価格
桐の板:幅200mm厚み13mmの板を長さ910mmX1枚、1720mmX1枚・・・527+1045=¥1572
板の接合:Φ6mmX30mmのダボ・・・¥105×2袋(計24本)
扉の開閉:カラー蝶番38mm・・・¥159(2個入)
取手:丸棒ハンドル・・・¥321
扉閉め時の固定:マグネットキャッチ・・・¥159
電源カバー:PVCパンチングボードA4・・・108×2枚=¥216
断熱材:発泡スチロール・・・¥200位(忘れました 笑;)
合計金額:¥2837
※桐の板はそり・変形が多いので合板がお勧めです。
・道具類
接着材:木材接合用木工用ボンド、PVCボード接合用Gクリア、グルーガン
穴あけ:電動ドリル、キリΦ6(ダボ用)Φ5(取手取り付け用)
PVCボード加工:ヘアドライヤー

ホームセンターでカットしてもらった外板、PVCボード、左からマグネットキャッチ、ダボ、取手、蝶番

ダボ穴を真っすぐあけるために切れ端を使用しゲージを作ります。このゲージは両面から2mm程度の下穴を真っすぐあけてこれに沿ってΦ6mmの穴を真っすぐに開けます。

ゲージを使用してΦ6mmの穴を真っすぐ開けていきます。

板表面に開けた穴に沿わして板側面に穴を開けていきます。

ペルチェユニットを取り付ける穴を開けます。
使用しているキリは、通販で購入したキリとミルが一緒になったのもです、これである程度の長穴を開けて置きノコギリで直線カットをします。

PVCボードは柔らかいのでカットは万能ハサミが使用可能、曲げる場合は予めカッターナイフで筋目を入れて置きドライヤーで加熱します。

側面板はあとから接着します。角の接合部分は、グルーガンで埋めていきます。

蝶番や取手を取り付けていきます。

背面に木ねじを使用しペルチェユニットと電源ユニットを取り付けていきます。

上下の板は分割式なので内部に余った板の切れ端で補強しておきます。

後は発泡スチロールを内側にはめていくだけです。

発泡スチロールを内壁に合わせてカットし貼り付けていきます。
気が早いのでペットボトルを入れてしまいました。笑^^

●試運転

早速電源を入れてみます。
取り急ぎ家にある温度計はこれしかありません・・・・
燻製用の温度計です。
一晩電源を入れたまま中に温度計を入れて放置します。

・結果
冷蔵庫の扉を開くとすぐに針が動いてしまい正確には計測できませんでしたが、15度程でした。
発泡スチロールのテスト機でも15度程でしたので、どうもこれがこのシステムの限界のようだ。

次へつづく

コメント

タイトルとURLをコピーしました