個人でネット通販を運営しようと考えている。
昨今、ネット通販の敷居は低い。
誰でも、始められる。
だが、公式にネット通販を始めるには、「特定商取引法に基づく表記」を行う必要があります。
実際、事業を始めてリアル店舗がある場合は、この情報を書けばよいのですが、自宅を事務所としている場合、自宅の住所を記載してしまうと全世界にさらされてしまいます。
こういう時にバーチャルオフィスを使えば、自宅の住所を記載する必要がありません。
バーチャルオフィスとは
バーチャルオフィスは実店舗のような高額な賃貸料を支払う必要が無く安価に運用でき、この住所で登記を行うことが可能。
※一部業種については、登記できないこともあるので、事前に問い合わせを行い確認が必要です。
また、都心部のビルに構えていることが多く、民家の住所よりも会社感がわきます。
電話番号も準備している場合が多いので、個人の電話番号を公開しなくても済みます。
バーチャルオフィス宛に掛かってきた電話は、自分の電話番号に転送され、仕事の電話番号に着信したことは、分かりますので、会社宛が自分宛かの切り分けが可能です。
郵便物等も転送してくれるサービスもあります。
バーチャルオフィスは良いことずくめに思えるが
しかし、良いことばかりではありません。
注意することもあります。
住所は、他のユーザーと共有住所（同じ住所）となりますので、万が一他のユーザーが犯罪を犯して住所がさらされた場合、住所の信頼度が低下してしまったり、詐欺で使用されたりすると銀行口座の開設や資金調達の通らなくなってしまう可能性があります。
価格だけで決めずに、信頼できるバーチャルオフィスを選ぶためには、本人確認や入会審査がしっかりしている業者を選ぶことが重要です。
数社のバーチャルオフィスバナーを貼り付けます。
全国対応
三菱地所グループで120カ国・4000拠点
拠点が多いので、お近くの拠点を探すことが出来ます。
各種サービスも充実！
他と比較して、料金は高めですが、大手が経営しているという点では安心です。
電話番号の取得や代行サービスもありますので、詳細は各拠点に確認が必要です。
全国60余点
月々￥8800のプランに申し込めば050の番号が寄与され登録した番号に転送されます。
月々￥10,400のプランに申し込めば050の番号が寄与され、電話代行してもらえます、要件はメールにてリアルタイムで指定メールアドレスに送信。
東京都心
東京都心と広島が拠点
低価格の￥880が売り
料金は安いが、サービスは別途有料となるので必要なサービスを確認する必要があります。
有料で03と050の電話番号が使えます。
東京都渋谷区が拠点
郵便物の転送についてHPで詳しく記載されていますので確認する必要があります。
有料で03と050の電話番号が使えます。
関東圏
東京、神奈川、埼玉に拠点があり、
受付スタッフが常駐しておりお客様の対応やいつでも宅配物の受け取りができます。
有料で050のIP電話番号が使えます。
京都
拠点は京都下京区
電話番号は、2つの電話番号を会員で共用
月々￥550で格安！
拠点は京都
電話番号は、京都の市外局番075を利用可能
まとめ
バーチャルオフィスについて調べてみました。
料金やサービス体制に各社特徴があります。
また、利用に際して審査があります。
アダルト、ギャンブル、宗教団体等は審査自体お断りとなっている場合が多く、また、許認可に都合上利用できない業種もあるので注意が必要です。
これらは、各バーチャルオフィスのホームページに記載があります。
月々の料金が安くてもオプション価格が高かったりするので、目的や用途を考慮して選ぶことが重要だと思います。
通販を始めるにあたり、特定商取引法の表記にバーチャルオフィスの住所と電話番号を使用したいだけならば、格安の業者でもよいかもしれませんが、実際オフィスに来客があって打ち合わせ等を行うのであれば、貸しスペースがあったほうが、都合がよいですね。
私も起業を夢見ていますので、これからもいろいろと勉強したいと思います。
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