中等度難聴の記録

難聴 健康

はじめに

耳の聞こえに心配を抱えいる方が、この記事にたどり着いたかと思います。
この場では、中等度難聴者の日常生活や治療の経過を書いていきます。
私の年齢は、55歳
耳の聞こえが悪く、生活に支障をきたし始めている
家では、妻に無視していると言われ
会社では、小声の人や低い声、マスクをはめて話す人の声が非常に聞き取りにくい
何回も聞き返すが、しまいに聞こえないので適当な相槌を打ってしまう
先日は、指示されたことをやってなくて迷惑をかけてしまった
指示が聞こえてなかったのか?
・休憩時間、みんな集まってお茶を飲みながら話をしているが、話についていけないことが多いので自分は、輪の中に入らない。
少し孤独感を感じる。
・テレビを見ていても言葉が聞き取れない、漫才を見ていても隣で妻が笑っているが自分は何を言っているのか分からない。
面白くない。
・映画は、吹替の声が聞き取れない。
字幕じゃないと内容が分からない。
 なんだかネガティブなことばかりだ。
書いていても嫌になってくる。
この記事で、私の治療経過を記録します。
補聴器使用になるのか?
治療で少しでも改善されるのか?
耳が聞こえてなくても生活をする工夫など、書いていければと思っています。
この記事は、随時更新していきますので、興味のある方はちょくちょく立ち寄ってください。


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3年前、耳鼻科に通ったとき

会社では、毎年健康診断があります。
30代後半頃から、聴力検査の結果がC判定となることが多くなり、
耳鼻科で耳を見てもらうことにした。
聴力検査を行い、やはり聞こえが悪いと判定された。


健康診断と同じ結果なので、これは間違えなく悪いと判断され「ツムラ 牛車腎気丸」を処方された。
この薬は、食前に飲む薬なので、どうしても忘れることが多くほとんど飲まなかった。
当然のごとく改善しませんでした。
この時は、普段の生活でも少し耳が聞こえないな、と感じる程度だったので余り気にしてなかった。

コロナがきっかけで

 コロナがきっかけで、ソーシャルディスタンスやマスク、飛散防止などが常識となり、難聴の人には生活しずらい環境になってしまいました。
2025年の今でもその名残で、皆この常識を続けています。
最近になって、妻から私の言っていることを聞いていないと言われることが多くなった。
耳が聞こえないのでコミュニケーションが円滑にできなかったり、人間関係やいろいろな面でストレスも溜まりやすくなってくる。
 会社の体制が変わったことで、何かとやりにくくなりストレスもかなり溜まってきました。
夜も眠りが浅く、朝起きたときに体が重い。
疲れが取れない日々が続いている。
ストレスのあまり、ついつい毎日深酒をしてしまい、これが原因で睡眠障害にもなってしまっている。
酒を飲むと、寝付きは良いのだがすぐに目が覚めてしまい、それからいろいろなことを考えて眠れない。水分の取りすぎてトイレに何回も起きてしまう。
人生のなかで一番しんどい。

朝起きると体がエライ

診療内科に行く

一度診療内科で、見てもらうことにした。
診療内科では初診時に、現在の心境を調べるために、アンケートを取ります。
アンケートでは、正直に今の状況を答えていきます。
先生の問診
会社での出来事や、家庭の状況を一通り説明しました。
先生から、会社でのストレスが原因で睡眠障害を起こしていると診断されて、休職ができるように診断書を書こうか?と言われた。
毎朝、起きて体がエライので会社に行きたくないと思っているのだが、
実際、休職の診断書を書くと言われてしまうと、二つ返事では答えられない。
 仕事ができないような怪我や、体が動かないような病気であれば、仕方なく会社を休むことが出来ますが、メンタル的な部分が原因なので体は普通に動くし仕事も出来てしまうので、休職には踏み切れない。
では、とにかく夜しっかり睡眠がとれて、朝の体調が良くなれば、気分も晴れるかもしれないよと言われ、取り合えず睡眠薬を処方してもらうこととしました。
処方薬は、「デエビゴ」
デエビゴは2.5g、5g、10gがあるが一番軽い2.5gから始めて今は5gを処方されている。
この薬は、アルコールと併用できません。
この薬は、アルコールを飲んだ日、最低でも7時間以上たってから薬を飲むようにしないといけません。
薬とアルコールは両方とも中枢神経を制御するので、鎮静効果が過剰となり意識障害などのリスクが高まるそうです。
本来、禁酒をして薬を飲むべきなのだが、どうしてもストレスがたまると、酒を飲みたくなってしまう。
それでも、週に2回は禁酒日を作って、睡眠薬で寝るようにしています。
寝起きはすっきりするので、その時は、また薬を飲んで寝ようを思うのですが、会社から帰ると疲れて飲みたくなったり、むしゃくしゃして飲みたくなったりしてしまう。
こんなんじゃ良くならないかな?

ストレスが難聴に関係しているのでは、と思い耳鼻咽喉科に行く

ある日図書館で、耳についての本を借りてきました。
難聴の原因は、ストレスに起因することもあると書いてある。
私の症状もストレスと難聴が関係しているかも?
3年前にも耳鼻科に通っていましたが、処方されていた薬をさぼって飲んでいなかったこともあり、改善されなかったのだが、
この本の著者が、自宅近くで耳鼻科を開業されたと聞いたので、今度はストレスと難聴の関係も調べてもらえるかも?
と思い、見てもらうこととしました。

問診を受けたうえで、2種類の聴力検査を行う。
1つ目が、オージオグラム
ヘッドフォンを着けて、だんだん小さくなるピープー音を聞いて、聞こえたらボタンを押す検査です。
下の図が検査結果
〇が右耳、×が左耳、40db以下の音がほとんど聞こえていません。
中等度難聴と診断されました。


2つ目が、語音明瞭度
同じくヘッドフォンを着けて、今度はひらがなが聞こえる「あ」「き」「さ」・・・・
音量がだんだん小さくなる。
これを鉛筆で紙に書き留める。
聞き取れない場合は、空欄とする。
音量の段階が、5段階くらいあるが私の場合3段階で聞き取れなくなり停止しました。

●グラフの見方
正常な聴力の場合は、40dBで100%近くを示します。
私の場合は、音を80dBまで上げても80%程度の語音明瞭度です。
何とかこのグラフを底上げして最高値が90%程度になれば、音さえ上げれば聞き取ることが出来るようになります。

補聴器で聞き取り音量を底上げするか?
脳圧を降下させて耳鳴り等を防ぎ聞こえをよくするための薬を試すか?
今回は、薬を処方されました。
「アデホスコーワ顆粒10%」と「イソバイドシロップ70%分包30mL」を毎食後飲む。
前回と違い、まじめに飲んでいます。
次回の診察で再び聴力検査をしますが、結果どうなっているか?

今回2回目の耳鼻咽喉科

処方された薬をまじめに飲んで
2回目の耳鼻咽喉科に通院しました。
この季節インフルエンザ予防接種の患者さんが朝一番からたくさん

薬の効果を見るために聴力検査をしました。
今回は、通常の聴力検査と骨伝導イヤフォンによる聴力検査を行いました。

結果は、御覧のとおりまったく同じ結果でした
すなわち薬の効果なし
これ以上薬を飲んでもよくならないとの結論でした。
●先生のアドバイス
 中等度であれば、AirPotsを使うのも必つの手段。
私は、AirPotsProを所有しています。
集音機能があります。
●耳が遠く困るのは、
会議室での小声が聞こえない。
マスク越しの小声が聞こえない。
ソーシャルディスタンス離れた場所からの小声が聞こえない。
ついたて越しの声が聞こえない。
この中でも会議室の小声が聞こえるように、AirPotsProを使うこととします。
AirPotsProの使用感は、後日まとめます。




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